歯磨きで口臭予防できるのか

口臭の原因は主に、生理的・病的・外的・内的の4つの要因があります。

 

生理的要因

寝起きや緊張状態、空腹時など唾液量が少なくなったときを指します。唾液には口内の洗浄・殺菌作用があり、唾液量が少なくなることで、細菌からのにおいが目立つようになります。

 

的要因

歯周病・虫歯・胃腸トラブルです。歯茎から出血した部分や、歯に付着した歯垢がにおいの発生源になります。胃腸の中に溜まった食べ物が発酵して、においを出すこともあります。

 

外的要因

においの強い食べ物やアルコール、タバコです。

 

内的要因

本人だけが口臭があると思い込んでいる精神的な症状で、強いストレスや不安感によって起こることがあります。最後の内的要因を除き、生理的・病的・外的要因による口臭は、歯磨きによって軽減できます。

 

口臭予防に効果的な歯磨き粉とは

口臭サプリ
口臭予防に効果的な歯磨き粉成分はフッ素です。フッ素は虫歯予防作用があり、多くの歯磨き粉に含まれています。

 

食事後に口内に残った食べカスは酸化し、歯の表面を少しずつ溶かします。溶けた部分には唾液中のカルシウムが付着します。このときにフッ素で歯を磨くと、歯の表面に酸に強い物質ができて、虫歯になりにくくなります。

 

歯が溶けるときの発酵臭や虫歯菌による化膿のにおいなど、虫歯は口臭の大きな原因になるため、虫歯予防がそのまま口臭予防につながります。

 

歯磨き粉成分で気を付けたいのが、研磨剤と合成界面活性剤です。

 

研磨剤は色素沈着を落とすのに有効ですが、量が多すぎると歯の表面を削りすぎて、知覚過敏になります。

 

合成界面活性剤は泡立ちをよくするために使われる成分ですが、唾液の量を減らしてしまうデメリットもあります。

 

唾液量の減少も口臭の原因となるため、この成分が入った歯磨き粉を使った後は水を多く飲むなど、追加の対策が必要です。

 

正しい口臭予防のための磨き方

口臭予防に効果的な磨き方は、歯ブラシを優しく持ち、軽い力で斜め45度の角度で当てて、歯と歯茎の間を磨くように意識します。歯と歯の間、歯と歯茎の境目は歯垢が残りやすい部分なので、歯ブラシを細かく動かします。歯の溝の部分も歯垢が溜まりやすい場所です。

 

歯間は歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯垢を取り除きます。歯垢は石灰化すると歯石になり、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、デンタルフロスや歯間ブラシでのケアは毎回行うようにしましょう。

 

正しい磨き方をすれば口臭予防の効果を上げることができます。口臭の悩みがあるときは一度歯科医に相談し、正しい磨き方を学ぶことをお勧めします。